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「あぜぬり」って何!?

2016年03月04日

皆さん、こんにちは。

マイシフトの戸田です。

今日は久しぶりに稲作についての話をしたいと思います。

稲作というと、マイシフトの授業でも扱いますが、苗を育てるところから始まり、田起こし、しろかき、田植え…と続いていきます。

しかし、実際には、学校の教科書に書かれていない様々な作業が行われています。

その一つが「あぜぬり」です!

田んぼと田んぼの境目の土が盛り上がったところを「あぜ」といいます。

あぜは、田起こしの際に崩れてしまったり、モグラが下を通ってスカスカになってしまうことがあるそうです。

そこで、水もれを防ぐためにあぜをぬりかためることを「あぜぬり」と言うのです。

以前は、完全な手作業でどろをぬっていましたが、現在はこのような機械を使うことが多いそうです。

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トラクターの後ろに連結して使います。刃の部分で土を起こし、コマのような形をした部分で起こした土を固めるそうです。

さすがに練習なしで自分がこれを扱うのは不安だったので、父があぜぬりしたものを載せます。

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稲作を行うためには、本当に様々な苦労があるのだなと改めて感心するばかりです。