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米作りのいろいろ 

2015年04月14日

こんにちは、マイシフトの戸田です。

久々に稲作についてのお話を!

米作りにおいて4月といえば、苗作りの時期ですね。

苗作りの際には、寒さは禁物ということで、ビニールハウスを使用します。

しかし、僕の実家にはもうすぐ、田んぼにいつでも植えられる状態の苗がやって来ます!

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ちなみに、これは去年のものです。

ただ、実際に植えるのは5月末〜6月頭です。まだ、しろかき(田んぼに水を入れ、平らにする)も終わっていません。

なぜ、こんなに早く苗が来るのでしょうか?

現在、大半の農家は、農業以外の仕事もしながら農業を行う兼業農家です。自分のビニールハウスを持っている人なんてほとんどいま
せん。

では、誰が苗を育てるのか?

農業協同組合(農協 JA)が育てている事が多いのです。各農家が苗を注文すると、それを農協が育てることになります。

しかし、農協であまりにたくさんの苗を育てることになると、場所が足りなくなり、早い時期から遅い時期まで様々な苗を作り続けることになります。

そのような状況だと、農協としては、育ち次第すぐに農家に苗を引き取って欲しいと考えます。また、そもそも、苗の保管は有料です!

だから、我が家には苗が早くやってきます!!

田植えの準備が済むまでは、水やりをしなければなりません。

今は、正直に言うと面倒だなと思ってしまいます。でも、子供の頃はホントに楽しかった!!水を広く大量にまくのが!!

今年は久々に水やりしてみようかな…